ピンインの秘密
ピンイン・ローマ字
漢字を指して表意文字というが、
実は漢字の構成法で形声文字と呼ぶ一類は、
へん(偏)とつくり(旁)から作られていて、
前者は意味を示す意符、後者は字音を示す音符となっている。
たとえば、晴・清・精・請などはいずれも青を音符としている。
形声文字は漢字の総数の80パーセント以上を占めるというから、
漢字も表意文字とばかりはいいきれない。
しかし、それにしてもアルファベットを使うのとは違い、
漢字から字音を正確に知ることはできない。
そこでローマ字が登場する。
現在、大陸で広く用いられているローマ字は'58年に制定されたもので、
音字母(ピンイン・ローマ字)と呼ぶ。
英語のアルファベット26文字の範囲で表記できるが、
清音である無気音を濁音字で示すなど、
音の数に対して字の数が足りず無理な読み方やつづり方を
強いられるところが多い。
ピンインをおぼえなければ、中国語ははじまりません。
私の奥さんのように大学を出てもいまいち発音やピンインに
疎い人もいますが、それはネイティブだから問題ないのでしょうが
私たちは、基本はピンインから覚えなければなりません。
初めは、このピンインを英語のローマ字を読む感覚で
読んじゃいますが、ピンインを習得した後は、
英語のローマ字をピンイン式の読み方で読んでしまいます。(私だけ?)
字音を記すには欠かせない道具である。
国際標準化会議(ISO)も'70年代に、
この中国語ローマ字表記法を公認している。
ただし、単語の分かち書きなどの規則をふくめた、い
わゆる正書法がまだ確立していないから、
漢字に代え、このローマ字だけで中国語を書き記すことはない。
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