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 ぶっちぎり中国鉄道

国際列車

中国はユーラシア大陸の東半分を占めております。当然陸続きですから、国境があります。
現在、中国では6つの路線が他国と繋がっており、日によって貨物列車や旅客列車が国境を通過します。
つまり中国には国際列車と呼ばれる列車が存在します。国と国を跨ぐ列車ですので、列車によっては走行距離7000キロ以上も珍しくありません。
 
灼熱の砂漠に何時までも続く広大な平原、針葉樹の生えた厳寒地帯、緊張する出入国審査と無事通過したときの安堵。旅好きならこの広大な大陸を跨ぐ列車に思いを馳せた方は少なくないと思います。
 
当コンテンツはそんな中国発の国際列車を紹介しております。 使われる車輌も国際列車専用で、中国国内では中々お目にかかれない、RW19:高級軟臥(高包)やYW18:コンパートメント硬臥(4人部屋)という車輌が使われていますし、ロシア車輌が使われている列車もあります。
このコンテンツが国際列車を乗車されようとする方の良きアドバイスになることを心より祈ります。
 

北京−[ロシア]モスクワ

列車番号

運行区間

距離

所用時間

高包

軟臥

硬臥(包)

K3/4次

北京―烏蘭巴托―莫斯科

7865キロ

約126時間
約132時間

2782元

2306元

1602元

 
【運行状況】
K3
次 [水曜]北京7:40発→翌週[水曜]モスクワ14:28着
K4
次 [火曜]モスクワ21:30発→翌週[月曜]北京14:31着
 
車輌は中国側を使用。高包はRW19型、軟臥はRW18型、硬臥(包)はYW18型で共に非空調。食堂車は国ごとの専用車になります。全区間中国人車掌乗務。モンゴル国境の二連で台車の交換を行います。
この列車はモンゴル:ウランバートルを通過しますのでウランバートル行きの切符も発売されますが、実際はロシア行きが優先されるので、ウランバートルまでは切符が売れ残らないと発売しませんので、直前にならないと分かりません。
 
※ロシア行きの切符料金はレートによって表示より若干異なる場合があります。ご了承ください。
※地名: 烏蘭巴托[ウランバートル]、莫斯科[モスクワ]
 


 

列車番号

運行区間

距離

所用時間

高包

硬臥(包)

K19/20次

北京―満洲里―莫斯科

9025キロ

約139時間
約149時間

2900元

1825元

 
【運行状況】
K19
次 [土曜]北京22:56発→翌週[金曜]モスクワ17:57着
K20
次 [金曜]モスクワ23:53発→翌週[金曜]北京5:20着
 
K19/20
次の国内運行は北京−満洲里で、運行期間は国際列車と同じです。
ロシア所属の車両を使用。ロシア側のMECT18型は2人用コンパートメント(計18人)でMECT36型は4人部屋クラス(計36人)。
北京から編成されている中国製3両の硬臥は満洲里止まりです。
全区間ロシア人車掌乗務・愛称「ボストーク」号。食堂車は国ごとの専用車になります。
瀋陽駅で北朝鮮(平壌)から来た、同じくモスクワ行き国際列車用、硬臥車輌×2が連結されます。
 
車輌は非空調タイプですが、乗車された方によると空調が効いているとの声も。冬の時期は列車の暖房は電気ではなく、職員直による薪暖房で部屋を暖かくします。
中国とロシアとではレールの幅が違うため、ロシア側国境のザバイカルスクで台車交換が行われます。
 
【ビザ】
ロシアはビザとバウチャーが必要。
観光ビザを取得する場合は、ロシア側の旅行会社が発行する旅行確認書(=ビザサポート。コピー可)と、ロシアの旅行会社が発行するバウチャーのコピーか、もしくは、日本の旅行会社のバウチャー原本とコピーが必要となります。ビザサポートはロシア外務省に登録されている会社が発行するものです。バウチャーの発行には最低限ロシアでの宿泊施設の予約が必要です。
 
北京にある国際飯店の2階のCITSでシベリア鉄道の切符を買うときに代理で申し込む。もしくはロシアツアーに参加する際にバウチャーを貰い、観光ビザを申請します。
切符とビザを申請する際には3〜4日の日程は必要だと思います。
 
またロシアから第三国に抜ける航空券や列車の切符をあらかじめ持っているなら、バウチャー無しで、トランジットビザが下ります。
 
【北京のロシア大使館でビザ申請】
写真一枚、パスポートとバウチャー、チケットのコピーが必要です。東直門内大街12−2にコピーのできる店あり(大使館から徒歩5分)。エクスプレス発給(翌日11時半受け取り)手数料972元。料金表には「120ドルまたは996元」と書いてあるが、なぜか安いときもあります。
 
出来れば日本で予め申請しておく方がいいです。[ ロシア総領事館 ]

北京/呼和浩特/二連−[モンゴル]ウランバートル

列車番号

運行区間

距離

所用時間

高包

軟臥

硬臥(包)

K23/4次

北京―二連―烏蘭巴托

1561キロ

約30時間

1031元

828元

595元

 
【運行状況】
K23
次 [火/土(※夏季運行のみ):]北京7:40発→[水/日]ウランバートル13:20着
K24
次 [木/金(※夏季運行のみ):]ウランバートル8:05発→[金/土]北京14:31着
 
北京駅発で数少ない八達嶺越えの列車です。
編成はRW19型×2、RW型18×2、YW18型×8、CA18型×1、XL18型×2の15輌編成です。
食堂車1輌とYW18型の1輌は二連で切り離し、モンゴル側の食堂車とMECT18型が連結されます。
北京市内だと北京東から昌平まで迂回して北上します。八達嶺手前の青龍橋でスイッチバックを行います。
中国側国境の二連で台車交換が行われます。車輌に乗車したまま台車交換を見ることが出来ます。台車交換中、車内のトイレは使えません。
モンゴルに行く列車の切符を買う場合は、パスポートのコピーは必要です(パスポートNoと名前が記されるため)。
 
※地名: 烏蘭巴托[ウランバートル]
 


 

列車番号

運行区間

距離

所用時間

高包

硬臥(包)

4601/2/3/4次

呼和浩特―二連―烏蘭巴托

1210キロ

約35時間
約26時間

870元(月曜)
692
元(金曜)

551元(月曜)
489
元(金曜)

 
【運行状況】
4602/3
次 [月/金]呼和浩特22:30発→翌々日[水/日]ウランバートル10:05着
4604/1
次 [月/金]ウランバートル20:05発→翌日[火/土]呼和浩特21:10着
 
呼和浩特からウランバートルに行く場合、注意しなければいけないのが列車の料金で、月曜発と金曜発とでは料金が違います。またモンゴル→呼和浩特の方が料金は安いです。
更に呼和浩特→ウランバートルルートの場合、9時間余計にかかります。
呼和浩特から月曜発の車両はモンゴル(ロシア)側、金曜発の車両は中国側です。
 
中国側の車輌:RW18型+YW18型+YW18型(←一番左側だけ恐らく宿営車)、
モンゴル側の車輌:MECT36型+合造車(高包4部屋、硬臥(包)5部屋)。
どちらも食堂車は連結しておらず、モンゴル側の列車だと、無料夕食と紅茶のサービスがあります(終点間近で4元払います)。
モンゴルに行く列車の切符を買う場合は、パスポートのコピーは必要です。
 
※地名: 呼和浩特[フフホト]、二連[エレン]の表記はこのまま、若しくは二連浩特
 


 

列車番号

運行区間

距離

所用時間

硬臥(包)

685/6次

二連―烏蘭巴托

719キロ

22時間
14
時間20分

377元(中国発)
198
元(モンゴル発)

 
【運行状況】
685
次 [月/火/金/土]二連18:00発→翌日[火/水/土/日]ウランバートル12:00着
686
次 [月/木/金/日]ウランバートル20:10発→翌日[月/火/金/土]二連10:30着
 
中国側モンゴル国境の二連からウランバートルまで行く列車で、時刻表には載っていません。
 
車輌はロシア車MECT36で、8輌編成です。
料金と時間は、中国からモンゴルまで行く方が料金は高く、時間はかかります。
理由は運び屋(生活物資を送る商人)対策です。
 
※地名: 呼和浩特[フフホト]、二連[エレン]の表記はこのまま、若しくは二連浩特
 
【ビザ】
モンゴルは滞在30日ならビザが不要。
モンゴル国短期査証の在留期間は90日間ですが、この期間にモンゴル国を訪問する日本国民は2006年4月1日から2006年12月31日まで査証免除されます。ただし、30日を越える日程で在留する場合は、入国後7日以内にモンゴル国外国人・国籍問題管理局に登録を申請しなければいけません。登録の手数料は1000トグログで、登録しない場合罰金を払うことになるので御注意ください。
 
もし中国でモンゴルビザを申し込むなら、北京にあるモンゴル大使館で申し込みはできます。
3
日後の発給で40US$(元も可能だが高くなる)、11時までに申請すれば午後発給も可能でプラス10US$。午前中は11時までですが、わざと5分ほど時計を進ませており、早く締めるので余裕をもって行ってください。ここでは30日ビザのみ取れます。
他にフフホトと二連浩特(国境の町)に領事館があり。二連は北京と条件は同じです。
 
出来れば日本で予め申請しておく方がいいです。[ モンゴル大使館 ]

北京−[北朝鮮]平壌

列車番号

運行区間

距離

所用時間

軟臥

硬臥

K27/8次

北京―丹東―新義州―平壌

1371キロ

約26時間

765元

563元

 
運行状況】
K27
次 [月/水/・木/土]北京17:30発→翌日[火/木/金/日]平壌19:19着
K28
次 [月/水/木/土]平壌10:10発→翌日[火/木/金/日]北京8:33着
 
中国と北朝鮮を結ぶ国際列車。ダイヤの時差は1時間。
国境の丹東と新義州で出入国審査があるが、台車の交換は行いません 。
 
北朝鮮でも電化はされているが、線路の整備が恐ろしく悪いため、スピードはかなり遅いです。
平壌行き車輌はK27/8次に軟臥・硬臥がそれぞれ1輌連結されています。新しい車輌と古い車輌があります。緑色の車輌にはハングル文字が書かれていますが、新しい方の車輌は25K型の改良車かもしれません。
 
※地名: 平壌[ピョンヤン]
 
【ビザ】
北朝鮮はビザが必要。
ただし、現時点で日本人が単独で申請⇒取得は100%無理です。
出来れば日本で北朝鮮の旅行を扱っている旅行会社で予め申請しておく方がいいです。

北京西−[ベトナム]ハノイ

列車番号

運行区間

距離

所用時間

軟臥

T5/6次

北京西―南寧―憑祥・同登―河内

2786キロ

約34時間(北京西―憑祥)

約1100元

 
【運行状況】
T5
次 [月/金]:北京西16:16発→翌々日[水/日]ハノイ8:10着
T6
次 [火/金]:ハノイ18:30発→翌々日[木/日]北京西13:38着
 
中国とベトナムを結ぶ国際列車だが、国境で車輌の乗換えを行いますし、列車番号もコロコロ変わるためかなり複雑です。
北京西−南寧間はT5/6次、南寧−憑祥間はT905/6次、憑祥−ベトナム:ドンタン間はT909/10次。ドンタン−ハノイ間はM2/1次。
 
車輌はRW25K型で、ハノイ行きの場合は2輌増結されます。北京西から南寧までは他の車輌と一緒だが、南寧到着後は切り離され、ハノイ行きの軟臥2輌のみになります。ドンタンまでの料金は973元。
ベトナムのドンタンまではこの軟臥で行けますが、入国してドンタン到着後は全ての荷物を持って、ベトナムの車輌に乗り換える必要があります。
 
T5/6
次は、春節の時期だけベトナムへ帰る華僑とベトナム人で満員になりますが、春節以外では毎日10人程度しか乗車しません。
 
※地名: 河内[ハノイ]、同登[ドンタン]
 
【ビザ】
ベトナムは入国15日以内ならビザは不要です。[ ベトナム大使館 ]

烏魯木斉−[カザフスタン]アルマティ

列車番号

運行区間

距離

所用時間

硬臥

N955/6次

烏魯木斉―阿拉山口―阿拉木図

1374キロ

約29時間

541元

 
【運行状況】
N955
次 [月/土]烏魯木斉23:58発→[水/翌週月]アルマティ7:40着
N956
次 [月/土]アルマティ20:55発→[水/翌週月]烏魯木斉7:08着
 
【切符の買い方】
ウルムチ駅を背にして左手にある「亜欧賓館」の1階にある売り場です。
営業時間は10:00〜13:00、15:30〜18:00。水曜と木曜は休みです。
購入時には、パスポートが必要。カザフビザの有無はチェックしませんでした。
 
使用される車輌は25Kをベースにした四方車輌製のRW18型とYW18型で意外に知られていませんが超豪華です。
RW18
型の方は10人用で、1人部屋と2人部屋があります。YW18型は硬臥の4人部屋です。国境で台車交換が行われます。なぜか食堂車は無いので食料は2泊分用意する必要があります。
ウルムチとアルマティの時差は2時間。
 
この国境通過地点は、係官が難癖をつけて賄賂の類を要求することで、以前から悪名高いです。
入国カードはすべてロシア語なのがやっかいです。
 
※地名: 烏魯木斉[ウルムチ]、阿拉木図[アルマティ]
 
【ビザ】
カザフスタンはビザが必要(通常はインビテーションが必要です)。
2004
年2月より、日本国籍の方が、商用・観光・その他私的目的の短期滞在用査証を申請する場合には、原則として受け入れ先の招待状なしに、所定の申請書を各国に駐在するカザフスタン大使館(領事館)に提出するだけで発給されるようになりました。
 
北京にあるカザフスタン大使館で申請することが出来ます。⇒1カ月までの観光ビザ 5$ 翌日発行。
 
ウルムチにある領事館でも取れます⇒値段は87元前後。領事館入場料?で10元かかるそうです。
[
場所] ウルムチ市昆明路31号カザフスタン航空公司内
[
期間] 申請日を含む3営業日。例:月曜申請、水曜受取。受取は、午後1時。準備に写真1枚、パスポートコピーが必要。
[
有効期限] ビザを受取った日から30日間有効のシングルビザです。
 
出来れば日本で予め申請しておく方がいいです。[ カザフスタン大使館 ]

哈爾濱−[ロシア]ウラジオストック/ハバロフスク

列車番号

運行区間

距離

所用時間

硬臥

N23/4次

哈爾濱東―綏芬河―ウラジオストック

813キロ

約24時間

???元

哈爾濱東―綏芬河―ハバロフスク

1355キロ

約39時間

738元

 
【運行状況】
N23
次[水/土]哈爾濱東23:58発→[金/翌週月]ウラジオストック1:02着
N23
次[水/土]哈爾濱東23:58発→[金/翌週月]ハバロフスク11:29着
 
N24
次[月/木]ウラジオストック8:38発→[水/金]哈爾濱東7:55着
N24
次[月/木]ハバロフスク20:55発→[水/金]哈爾濱東7:55着
 
ハルビン発ハバロフスク・ウラジオストック行きは、スイフンガ行き快速に併結される。同じ列車にロシア車(MECT36)1両ずつで、スイフンガを越え、ウスリースクに停車するとそれぞれの目的地別に別れます。
国境のロシア側グロデコボで台車交換を行います。
 
【ハルビン−ハバロフスク】
車掌は全区間ロシア車掌が乗務。
ハバロフスク車はウスリースク→ハバロフスク間は、オケアン号に併結。この区間のみ、車輌間の通り抜け可能。
その他の区間(ハルピン→スイフンガ→グロデコボ→ウスリースク間)では通路に鍵をかけられるため、車輌間の移動は不可能。車内販売もないので、事前に食料は買っておいたほうがいいと思います。
車輌は非空調で窓も開かないため夏の車内は地獄のように暑いです。
 
ハバロフスク→ハルビンのルートを辿る場合、中国側国境の町スイフンガにて午後から夜にかけて7時間ほど停車します。
停車中は出発までに列車に戻ってきさえすればどこに行っても良いので、汽車旅の途中でスイフンガ市内観光を楽しむこともできます。
 
グロデコボでの出国手続に100ルーブル/人徴収されますのでルーブルの現金は切らさないようご注意下さい。名目は不明。また、逆に中国からロシアに入る場合に必要かどうかも不明。
 
※地名: 哈爾濱[ハルビン]、綏芬河[スイフンガ]
 
【ビザ】
ロシアはビザとバウチャーが必要。
観光ビザを取得する場合は、ロシア側の旅行会社が発行する旅行確認書(=ビザサポート。コピー可)と、ロシアの旅行会社が発行するバウチャーのコピーか、もしくは、日本の旅行会社のバウチャー原本とコピーが必要となります。ビザサポートはロシア外務省に登録されている会社が発行するものです。バウチャーの発行には最低限ロシアでの宿泊施設の予約が必要です。
 
【北京のロシア大使館でビザ申請】
写真一枚、パスポートとバウチャー、チケットのコピーが必要です。東直門内大街12−2にコピーのできる店あり(大使館から徒歩5分)。エクスプレス発給(翌日11時半受け取り)手数料972元。料金表には「120ドルまたは996元」と書いてあるが、なぜか安いときもあります。
 
出来れば日本で予め申請しておく方がベターです。[ ロシア総領事館 ]

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